壁のない工場に居室を作る事で耐震補強につながった事例 菊川S邸(昭和38年竣工)
全面リフォーム(スケルトン改修)と同時に耐震改修を⾏いました。壁のない1階旧⼯場に居室を作る事で壁量がアップし、耐震補強につながった事例です。
併せて屋根軽量化⼯事も実施した事で評点1.0以上が実現しました。
1階改修後平面図
間仕切壁新設
筋交い設置
屋根の軽量化
助成金対象工事概要
- 筋交い補強 4カ所(1階×3、2階×1)
- 間仕切壁新設
- 外周部内壁貼
- 屋根軽量化(⽡⇒コロニアル葺)
実際のご負担額
かかった費用 | |
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評定料 | 15,000円 |
耐震診断・一般診断 | 150,000円 |
改修計画作成費用 | 100,000円 |
工事費用(耐震部分のみ) | 2,037,000円 |
合計:2,302,000円 |
墨田区の助成金 | |
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墨田区耐震診断助成 | 75,000円 |
改修計画作成助成 | 50,000円 |
耐震補強工事助成 | 450,000円 |
合計:575,000円 |
総合評点
補強前 0.34 → 補強後 1.21
総合評点の目安
●1.5以上…倒壊しない ●1.0以上~1.5未満…一応倒壊しない ●0.7以上~1.0未満…倒壊する可能性がある ●0.7未満…倒壊する可能性が高い
●1.5以上…倒壊しない ●1.0以上~1.5未満…一応倒壊しない ●0.7以上~1.0未満…倒壊する可能性がある ●0.7未満…倒壊する可能性が高い